中年の日々雑感

日々感じたことや趣味をとりとめもなく呟きます

義理と人情の街、大阪

 20代の頃、転勤で1年だけ大阪に住んでいたことがあります。

 

 大阪のイメージというと、話にオチがないと怒るとか、笑いにうるさいとか、人の心に土足で踏み入れるとか、圧が強いとか、おばちゃんはみんなヒョウ柄を着ているとか、粉ものを中心に食べてるとか、東北出身の自分には全くの未知の土地であり戦々恐々としていました。

 

 大阪に知り合いが一人もいないので、社会人のバレーチームに加入したのもこの頃でした。

 

 実際に大阪の方と接してみて、上記のイメージは確かにあるものの、それ以上に感じたのが「義理と人情に厚い人達だな」ということ。

 

 東北人も割と人情に厚いと思うのですが、口に出さないことが多く態度で示すという感じなのですが、大阪の方はとにかく口に出します。言い方は圧が強いけど人情味が溢れている、そんな感じでした。

 

 未知の地で孤独を感じている自分を積極的に仲間に入れようと声をかけてくれたり、気にかけてくれたりと、人の人情に触れて大変助かりました。精神的に潰れずに済み、感謝しかありません。

 

 たった1年の大阪生活でしたが、当時繋がった方たちとは今でも交流があり、バレーの遠征で関西方面に行く際には声をかけて当時の話やメンバーの近況を語り合ったりと

話に花が咲きます。

 

 大阪はまた住んでみたいです。