強豪ベルギーも撃破!宮部選手の献身に感動。
昨日の女子バレー世界選手権、近年力をつけているベルギーも撃破しました!
相手のエースは「絶叫イケメン」ヘルボッツ選手。男子並みのダイナミックな助走から凄まじいパワーでスパイクを叩きつけてきます。
1セット目はそのヘルボッツ選手に打たれまくり落としましたが、2セット目からミドルに入った宮部愛梨選手が効果的で、そこから3セット連取して見事勝利。
宮部選手はやはりハーフならではの手の長さでブロックが異常に高いし、横移動も滅茶苦茶速いのでワンタッチを取りまくりレシーブの負担を大分減らしていたように思います。セカンドテンポのスパイクは相手にデータを取られたらどうかな?とも思いますが近年見かけない攻撃なので面白いです。
見逃せないのが、ブロックフォローにちゃんと入っていること。地味なプレーですが身長が低い日本は相手ブロックにかかることが多いので、ブロックフォローが入ることで次の攻撃に繋げられる→ラリーが続く→相手が根負けしてミスになるというとても大事なプレーです。
宮部選手が長い手足を折り曲げてブロックフォローに入っている姿は献身的ですらあり、感動しました。
春高バレーで優勝したり、高校生から全日本に選ばれたりと注目されることが多かった彼女ですが、天狗にならず現状を見つめて今の自分にできることを精一杯やっている姿は、昔から彼女を見ているおじさんには涙なしでは見れませんでした。
今日はイタリア戦。色々エグいエゴヌ選手がいますが日本らしい粘りのプレーで頑張って欲しいです。
頑張れ、ニッポン!