身体が急成長した時の話

　自分は早熟の典型で、声変わりは小学校5年の時でしたし、〇毛は小学校3年に生えましたw小学校卒業の時には175㎝はありました。

　兄が同じ身長で小学校を卒業し、中学校で20㎝伸びて195㎝になったことから、自分も同じくらい伸びるんだろうなとワクワクしていたのを覚えています。

　しかし遺伝子のマジックなのか、自分はそれ程背の高くない父に似たようで（母は175㎝あります。）思うように身長が伸びませんでした…

　代わりに中学1年から2年にかけて、胸囲が85㎝→120㎝と35㎝も大きくなり、保健の先生に「体重もそんな変わりないし、測り間違えたかもしれないからもう1回測らせて」と再測定されましたが、やっぱり120㎝。「大人の身体になったね。多分もう身長は伸びないよ」と断言されました。

　どうも自分は骨が「縦」ではなく、「横」に伸びてしまったようです。

　身長の割には脚が短く、代わりに身長相応に手が長い。典型的な「ゴリラ体型」に💦。当時「195㎝のサウスポーバレー選手」を夢描いていた少年の夢は見事に打ち砕かれました。

　しかし、父からは色々良い面を受け継ぎ、今こうして普通に生きていられます。

　兄を見ていると、規格外の体型は実生活上では色々大変そうです。服や靴は中々サイズがないですし、やっぱりどこに行っても目立ってしまうので周囲の目が気になってしまうそうです。

　人を容姿で判断してはいけないとは言いつつも、標準体型から外れていると色んな意味で目についてしまいますからね。自分は標準体型＋α程度で市井に紛れられる。ある意味幸せなのかもしれません。