中年の日々雑感

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スラムダンクの映画を観てきました(ネタバレ注意)

本日公開のスラムダンクの映画を初回で観てきました。

 

中学から大学にかけてジャンプで連載されていたので毎週楽しみに読んでいたドンピシャ世代です。なおアニメはテレビを見れない寮生活でしたので観ていません。従い今回物議を醸し出している声優交代には思い入れはありません。梁田氏合掌…

 

感想は、原作で1番アツイ山王戦だったこと、原作にない宮城の過去を掘り下げていたことで大満足の一作でした。だから宮城姓なのね。

 

つか宮城主役。きっと作者の井上氏がおじさんになって、5人の中で1番取り立てて秀でたもののない17歳の宮城って子を慈しんで描きたくなったんだなあとしみじみ実感。同じように歳を取った自分も井上氏の優しい視点が突き刺さりました。

 

あと、宮城が対戦相手に「兄は凄かったけど、弟は大したことないなあ」を言われ、母共々兄の幻影を追い続ける一連の件は自分とシンクロしてしまい、その心情が良く分かりました。自分もバレーしていた時は、対戦相手から良く言われましたもの…190センチの兄と178センチの自分ではそりゃ違うよと思いつつも、悔しくて堪らなかったです。

 

とにかく、20年間観たかったものが観れて、1900円払う価値のあった一作です!