ハヤブサ消防団を読了しました。
池井戸潤というと、「半沢直樹」に代表されるように銀行や企業小説が中心なのですが、今回は珍しくミステリかつ消防団がテーマなので新鮮でした。
田舎の消防団というと、父が加入しているのである程度どんな活動をしているか分かっていましたが、結構色々な事をやるんですよね。どちらかというと自警団に近いです。
池井戸潤の小説はほとんどドラマ化されていますが、今作も読み進めながらドラマ化したらこの役は誰がやるか想像していました。
シリーズものは一度ドラマ化されると、続編の小説はもはやその俳優の声で脳内変換されてしまいます。「ガリレオ」だと福山雅治、「半沢直樹」だと堺雅人ですね。
今回の主人公は小説家だし、竹内涼真だとちょっとイメージが違うかな。うん、菅田将暉だ。「民王」でも主役していたし、池井戸作品にもマッチするだろう。
ということで、後半は菅田ボイスが脳内に響いておりました。